レーザー脱毛のしくみ
レーザー脱毛ではレーザーを照射を照射して脱毛を行うわけですが、レーザーを照射することによりなんで毛が生えてこなくなるのか、なんだか不思議な感じがしますね。
レーザー脱毛は、毛根部にあるメラニン色素にだけレーザーが照射されます。肌などにレーザーの影響がないのは、レーザーが決まった色に反応するという性質を利用しているからです。
毛の見えている部分を毛幹といい、皮膚の下に位置する部分を毛根といいます。皮膚を表面から見ると、表皮・真皮・皮下組織と続きますが、体毛の根っこ(毛球部)になる部分は皮下組織にまで及んでいます。
ですから、いくら皮膚の表面にある毛を剃ったりして脱毛を行っても、体毛の発生する元となる毛乳頭はそのままですので、再び毛が生えてくるというわけです。
レーザー脱毛は、レーザーの特性を生かして皮膚に傷をつけることなく、体毛の発毛中枢部分を破壊してしまうという方法です。発毛中枢部分を破壊というと、怖い印象を受ける方もいらっしゃるかもしれませんが、医療レーザー脱毛は医療によって確立されている方法ですので、通常は全く心配する必要はないものです。
とはいっても、多少なりともレーザー脱毛に対して不安や疑問があるのであれば、医療機関でカウンセリングを受けて充分に納得してからレーザー脱毛を行うようにしなくては後悔するかもしれません。